遊び方
二人以上でするネイチャーゲームです。
ペアを作り、パートナーにバンダナなどで、目隠しをします。そして、森の中であなたが一番気に入った木のところへ連れて行きます。(距離は、パートナーの年齢によって変えてください)
目隠ししている人を誘導するときは、怪我をしないよう、足下や周囲に気を配ってください。
目隠しをした人が木に触れて、その特徴を五感で感じとります。目隠しをしていない人は、特徴を掴むのをお手伝いします。
「この木に抱きついてみて」「コケはついてるかな」「木の枝はどうだろう」など具体的なヒントがいいです。
パートナーが調べ終わったら、もとの場所につれて帰ります。
元の場所に戻ったら、目隠しを取り、さっきの木を探してもらいます。
このアクティビティで、森の木はそれぞれ違う特徴があることに気づく事ができ、観察する力がつきます。
また、自分が「わたしの木」に選んだ木は、その人にとって、特別な木になることでしょう。
ネイチャーゲームが育むこどもの力
自然への好奇心が芽生える
ネイチャーゲームを通して、子ども達は自然について興味を持ち、あらゆるいのちの尊さに気づきます。
「なぜ?」と感じたことを自分で考える力
“自分で考え自分から行動する力”を伸ばします。知らず知らずのうちに、考えることの楽しさを身につけてゆきます。
ありのままを受け入れ、自己表現する力
勝ち負けや優劣ではなく、好きなものや感じたことを”認めてもらう”経験をすることで、ありのままの自分を好きになり、自信をもてるようになります。
人それぞれの考え方や行動を尊重する力
感覚や感じ方が人それぞれ違うことや、虫たちにもそれぞれの役割があることに気づくことで、”ひとり一人は違って当たり前”と感じることができるようになります。
そして、自分以外の人の意見や行動を尊重する考えがはぐくまれてゆきます。