読書

歳時記

7月の行事と風習

歳時記7月

たぬきの家政婦のたぬおばでございます。早めの夏休みをいただき、故郷に戻って参りました。ご奉公している家族も、田舎暮らしを体験したいということで、みんな一緒でございます。


歳時記7月

暑い時は、我慢しないで、こまめに水分補給しなくちゃね。私は、冷えたトマトやキュウリをかじりながら、野道を行くのが大好きでございます。夏が旬のお野菜は、体を冷やす効能がありますよ。


歳時記7月

山歩きの時は、雲の様子を時々見ましょうね。入道雲が見えたら、激しい雨が降るかもしれないので、早めに雨宿りが出来る場所に向かいましょ。


歳時記7月

川遊びは、夏の定番。子だぬきも子どもも大喜びです。私は、夕食を調達いたしますわ。
川遊び中は、子どもから決して目を話さないように、安全には十分注意してね。


歳時記7月

魚捕りは、魚との知恵競べ。大きな岩のかげや、隙間に隠れているわ。そっと近づいてね。


歳時記7月

夏の庭は、大きなひまわりや朝顔、タチアオイが元気よく咲いてるの。セミの鳴き声もにぎやかだわ。


歳時記7月

今夜は七夕。笹に飾り付けをしましょう。


歳時記7月

七夕の由来は、大きく三つございますが、ここは皆様、ご存知のものにいたします。

おりひめとひこぼしの伝説

七夕の季節にひときわ輝く星二つ。その一つは琴座のベガ。裁縫の仕事の星と言われています。もう一つは、鷲(わし)座のアルタイルといわれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の星。この2つの星の間には小さく輝く星が無数に輝く天の川がございます。この二つの星にまつわる七夕伝説とは、夫婦になったとたん仕事をさぼりはじめた織り姫と彦星は、神様の怒りに触れて、天の川を挟んで別れ別れになります。でも7月7日だけは、二人は会う事が許されています。

  • 歳時記7月

では恋する二人のために、たぬおばが祈りを捧げましょう。二人がいつでも会えますようにと、子だぬきが短冊に願いを書きましたの。と思ったら、魚の種類を書いたのね。大変失礼いたしました。